アイスエナジーを持って測定 水3本と保冷バッグ
近年、深刻化する地球温暖化の影響により、夏季の気温上昇が職場における熱中症リスクを年々高めています。
WILLTEXでは、このような背景を踏まえ、熱中症対策として、特殊低温保冷剤「アイスエナジー」を活かし、新たな製品開発に取り組んでいます。
今回、特殊低温保冷剤「アイスエナジー」がどれくらいの保冷効果があるかを実験してみました。
準備
特殊低温保冷剤「アイスエナジー」を冷凍する

アイスエナジーを自宅冷凍庫で凍らせておく。-18℃タイプは、2〜3日かかるので、早めに準備する。
保冷バッグに「水」と「アイスエナジー」に入れる

「保冷バッグ」、「ペットボトル(水)500ml3本(冷蔵庫でひやしておく)」、「アイスエナジー2個(-10℃、-18℃)」を保冷バッグに入れる。
測定
開始(午前5時)

保冷バッグに準備ができたらすぐに、室内(室温20℃)から屋外へ出します。温度の計測は中央の1本を測ります。【水温:4.6℃】
1時間後(午前6時)、2時間後(午前7時)

【1時間後=水温:0.1℃】、【2時間後=水温:-3.1℃】
3時間後(午前8時)

【3時間後=水温:-3.2℃】少し、凍っている(中央の1本のみ)
4時間後(午前9時)

【4時間後=水温:0.2℃】
5時間後(午前10時)、6時間後(午前11時)

【5時間後=水温:0.5℃】、【6時間後=水温:1.4℃】
7時間後(午後0時)、8時間後(午後1時)

【7時間後=水温:4.3℃】、【8時間後=水温:5.5℃】7時間後まで、冷蔵庫から出した温度を維持
9時間後(午後2時)、10時間後(午後3時)

【9時間後=水温:9.3℃】、【10時間後=水温:12℃】
11時間後(午後4時)、12時間後(午後5時)

【11時間後=水温:14.1℃】、【12時間後=水温:15.3℃】
12時間後の様子

結露が非常に少ない(ほぼない)
結果からわかったこと
特殊低温保冷剤「アイスエナジー」の保冷効果を12時間測定しました。開始時4.6℃の水温は3時間後に-3.2℃まで低下しペットボトルは一部凍結。その後徐々に上昇しましたが、7時間後でも4.3℃と冷蔵庫から出した温度を維持。12時間後には15.3℃でした。
水分を体に吸収しやすいのは、実はキンキンに冷えた水。特に暑さを感じるときは、冷蔵庫でしっかり冷やした水(6℃程度)を飲むほうが、のどの渇きをおさえやすく、胃の吸収も高まります。この夏は、特殊低温保冷剤「アイスエナジー」を利用して効果的な水分補給をお試しください。
※ただし、アイスや氷など冷たいものを摂りすぎるのは、逆に夏ばての原因となりますので注意してください。
※参考:伊藤園のサイトより 体が吸収しやすい水の温度は、6~13℃。
https://www.kenkotai.jp/shop/pages/kisetukenko_vol17.aspx?srsltid=AfmBOoqgC2iGXuu0McDPl5rpbHYqGeBaM6EutW-cnRCitVpum2SOD46-
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